呪術廻戦のメインキャラクター・釘崎野薔薇は、渋谷事変で真人の無為転変を受けて顔の左半分を失い、長らく生死不明となっていました。
「釘崎は死亡したの?」「なぜ生きてたの?」と気になっている方も多いはずです。
結論から言えば、釘崎野薔薇は第267話で眼帯姿で復活を果たし、宿儺の指に共鳴りを放って最終決戦に参戦しています。
この記事では、渋谷事変での死亡シーンの経緯から復活の理由、親との関係、そして続編「呪術廻戦≡」での80代の姿まで、釘崎野薔薇の死亡と復活にまつわるすべてを解説します。
この記事のポイント
- 釘崎野薔薇が致命傷を負ったのは原作15巻125話・アニメ第43話の渋谷事変で、真人の無為転変が死因
- 新田新の術式で「死亡直後の状態」が凍結され、第267話で眼帯姿での復活を果たした
- 五条悟が温存していた宿儺の最後の指に「共鳴り」を放ち、最終決戦で決定的な役割を果たした
- 最終話で虎杖・伏黒と再会し、続編「呪術廻戦≡」では80代まで生存が確認されている
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- 釘崎野薔薇の死亡は確定だったのか?渋谷事変から生死の真相まで
- 釘崎野薔薇は死亡から復活した!生きてた理由とその後の物語
釘崎野薔薇の死亡は確定だったのか?渋谷事変から生死の真相まで
- 釘崎野薔薇はなぜ死亡したのか?真人との戦いの経緯
- 死亡シーンは何巻何話?アニメと原作の描写を振り返る
- 釘崎野薔薇の死因は真人の無為転変による魂への攻撃
- 死亡確定と言われた根拠と生死をめぐるファンの考察
- 「悪くなかった」に込められた釘崎野薔薇の覚悟
- 釘崎野薔薇は死亡したのか?死んだのか生きてたのか
- 釘崎野薔薇の死亡はいつ?渋谷事変の時系列で整理
釘崎野薔薇はなぜ死亡したのか?真人との戦いの経緯
渋谷事変で真人と遭遇するまでの状況
2018年10月31日、渋谷に大規模な帳が降ろされた。
呪術高専の術師たちは帳の中に閉じ込められた一般人を救出するため、チームに分かれて渋谷へ突入します。釘崎野薔薇は虎杖悠仁とともに地下へ向かい、特級呪霊・真人と遭遇することになりました。
釘崎は事前に虎杖から真人の術式「無為転変」の危険性を聞いており、「手で触れられたら終わり」と警戒しながら戦闘に臨んでいます。
分身体との戦いで見せた冷静な判断力
釘崎が最初に対峙したのは、真人の分身体でした。
戦闘中、釘崎は芻霊呪法の「共鳴り」を打ち込みます。すると、目の前の個体だけでなく別の場所でも呪力が爆ぜるのを感じました。
この反応から、釘崎は戦っている相手が分身だと即座に見抜いています。分身体では術式を使用できないことにも気づき、冷静に戦況を分析していました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 戦闘話数 | 原作14巻122話〜15巻125話 |
| 対戦相手 | 真人(特級呪霊)の分身体→本体 |
| 釘崎の術式 | 芻霊呪法(すうれいじゅほう) |
| 使用した技 | 共鳴り(ともなり) |
| 真人の術式 | 無為転変(魂の形を変える) |
本体との入れ替わりが命取りになった
分身体を追い詰めた釘崎の前に、真人の本体が現れます。
分身体と本体が入れ替わったのです。釘崎は死角から近づいた本体に気づけなかった。油断ではなく、分身体と本体を瞬時に入れ替えるという真人の戦術が上回った結果です。
真人の手が釘崎の顔に触れた瞬間、無為転変が発動。顔の左半分が吹き飛び、左目を失う致命傷を負いました。
釘崎の術式が真人の「天敵」だった皮肉
釘崎の芻霊呪法は、対象の体の一部に釘を打ち込み、呪力を流して本体にダメージを与える術式です。魂に直接干渉できるこの能力は、魂を操る真人にとっては天敵でした。
だからこそ真人は釘崎を最優先で排除しにきた。虎杖の前に釘崎の「死体」を晒すことで精神を折る狙いもあったとされています。
最も有効な攻撃手段を持つ術師が、その相手に倒される。渋谷事変の残酷さを象徴する場面です。
死亡シーンは何巻何話?アニメと原作の描写を振り返る
原作での死亡シーン:15巻125話
釘崎が致命傷を負ったのは、原作コミックス第15巻・第125話「理非-弐-」です。
真人の無為転変を顔面に受け、左半分が崩壊。倒れる直前、釘崎は自身の人生を振り返る走馬灯を見ています。
幼少期の沙織ちゃんとの思い出、田舎の村を出る決意、呪術高専での日々。それらが走馬灯として描かれた直後、虎杖に向けて最後の表情を見せました。
| 項目 | 原作 | アニメ |
|---|---|---|
| 該当話数 | 第125話「理非-弐-」 | 第2期 第19話(通算第43話) |
| 収録巻 | コミックス第15巻 | 渋谷事変編 |
| 攻撃を受けた術式 | 無為転変 | 同左 |
| 損傷箇所 | 顔の左半分(左目を喪失) | 同左(眼球が飛び出す描写あり) |
| 走馬灯 | あり(過去の回想) | あり(色彩・音楽で強化) |
アニメ第43話の演出が与えた衝撃
アニメ版では、このシーンのクオリティが原作を超えるレベルで描かれました。
声優・瀬戸麻沙美さんの演技、走馬灯シーンの色彩設計、BGMの選曲。すべてが「釘崎の最期」を印象づける演出として機能しています。
放送直後、SNSでは「釘崎野薔薇 死亡」が世界的なトレンドに。国内外のファンから悲嘆の声が殺到しました。
即死ではなかった描写の意味
ただし、このシーンには1つの重要なポイントがあります。
釘崎が「即死した」と明確に断定する描写がなかったことです。倒れた後も呼吸と脈が停止したとはされていますが、「死亡」とは断言されていません。
この不確実さが、後の復活への伏線として機能しました。少年漫画において、死の瞬間が曖昧に描かれるキャラクターは復活の余地を残されていることが多い。釘崎のケースもその定石に沿ったものだったと言えます。
釘崎野薔薇の死因は真人の無為転変による魂への攻撃
無為転変とはどんな術式か
真人の術式「無為転変」は、対象の魂に直接触れてその形を変える能力です。
魂の形が変われば肉体も連動して変形する。七海建人のような強力な術師でさえ、この術式の前には一撃で命を落としています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 術式名 | 無為転変(むいてんぺん) |
| 効果 | 魂の形を強制的に変え、肉体を損壊させる |
| 発動条件 | 素手で対象に触れる |
| 防御方法 | 魂を知覚し、自ら魂の形を保つ(極めて困難) |
| 他の犠牲者 | 七海建人、順平、多数の一般人 |
通常の反転術式では治せない理由
反転術式は肉体の損傷を治癒する技術です。骨折や切り傷なら治せる。
しかし、無為転変による損傷は魂そのものが変形しているため、肉体だけ治しても根本的な回復にはなりません。家入硝子のような反転術式のスペシャリストでも、魂の修復は専門外です。
これが「釘崎の死亡は確定」と多くのファンが判断した最大の理由でした。
脳への物理的ダメージも深刻だった
魂への攻撃に加え、顔の左半分が崩壊したことによる物理的ダメージも致命的です。
脳の半分近くに損傷が及んでいた可能性があり、致死量の出血も確認されています。新田新が東堂葵に「多分死んでますよ」と報告したのも、この状況を見れば当然の判断でした。
死亡確定と言われた根拠と生死をめぐるファンの考察
走馬灯の演出は「死のサイン」だった
少年漫画において、キャラクターが過去を振り返る走馬灯は死の直前に挿入される定番の演出です。
釘崎のケースでも、125話で幼少期からの回想が描かれました。この走馬灯を見て「死亡確定」と判断した読者は少なくありません。
265話で死者たちと並んで描かれた
決定的だったのは第265話です。
虎杖が身近な死者たちの顔を思い浮かべるシーンで、釘崎の姿がその中に含まれていました。七海建人や他の死亡キャラクターと同列に描かれたことで、「やはり死んでいた」と受け取る読者が増えています。
| 根拠 | 詳細 | ファンの解釈 |
|---|---|---|
| 走馬灯 | 125話で過去の回想が挿入 | 死亡フラグの定番演出 |
| 265話の描写 | 死者一覧に釘崎が含まれた | 死亡確定の根拠 |
| 伏黒の沈黙 | 虎杖の質問に答えなかった | 死亡を伝えられない |
| 作者の発言 | 「新田の処置を受けた時点で一度死んでいる」 | 死亡は確定的 |
| 長期離脱 | 125話〜267話まで約140話以上不在 | 退場した可能性 |
伏黒恵の沈黙が語った「最悪の状況」
144話で虎杖が伏黒に釘崎の安否を尋ねた場面があります。
伏黒は何も言わず、ただ下を向いた。「重体だが生きている」なら、そう伝えるはずです。沈黙を貫いたという事実が、釘崎の状態が絶望的であることを暗示していました。
さらに、来栖華をチームに加えようとした際にも、虎杖は「野薔薇の代わりになるのが怖い」と言っています。もし生存が確認されていれば、伏黒がフォローするのが自然。しかし伏黒はまた黙った。
それでも消えなかった生存説
一方で、「死亡とは断言されていない」という点に注目する読者も多くいました。
- 新田新の「助かる可能性は0じゃない」という発言
- 明確な「死亡」の断定がない
- メインキャラクター3人のうち1人だけ退場させるのは物語的に不自然
- 芻霊呪法が宿儺戦で必要になる可能性
数年間にわたり生死が宙ぶらりんのまま放置された。この状態こそが、芥見下々先生による最大の仕掛けだったことが後に判明します。
「悪くなかった」に込められた釘崎野薔薇の覚悟
最後の言葉が示した釘崎の信条
真人の無為転変を受けて倒れる直前、釘崎は「悪くなかった」とつぶやきました。
この言葉は、虎杖に向けたものとも、自分自身の人生への評価とも解釈できます。田舎の村を出て東京に来た。呪術師になった。仲間と出会えた。それらすべてを肯定する一言です。
「自分が自分であるため」に命を懸けた女
釘崎は作中で「自分らしくあるために命を懸けられる」と断言しています。
田舎の閉塞感を嫌い、沙織ちゃんを追い出した村を「死んだも同然」と切り捨てた。呪術高専に入ったのも、金銭面の心配なく東京に住めるからという実利的な理由です。
しかし、呪術師としての戦いの中で仲間との絆が生まれた。虎杖や伏黒との日々は、自分らしく生きることの意味をさらに深くしたはずです。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 小学校1年生 | 東京から越してきた沙織ちゃんと出会う |
| 小学校時代 | 村人が沙織ちゃん一家を嫌がらせで追い出す |
| 中学卒業 | 祖母の推薦で呪術高専に入学を決意 |
| 高専入学後 | 虎杖・伏黒とチームを組み、任務をこなす |
| 渋谷事変 | 真人との戦いで致命傷。「悪くなかった」 |
ファンの間で語り継がれる名シーン
このシーンは呪術廻戦の名場面として繰り返し語られています。
アニメ第43話では瀬戸麻沙美さんの抑えた演技と美しい走馬灯の演出が重なり、多くの視聴者が涙しました。「悪くなかった」の一言に、釘崎野薔薇というキャラクターの生き様がすべて凝縮されています。
釘崎野薔薇は死亡したのか?死んだのか生きてたのか
作者・芥見下々の発言が示した真相
2021年放送の「漫道コバヤシ」(フジテレビONE)に出演した芥見下々先生は、釘崎の状態について言及しています。
「新田の処置を受けている時点で既に死んでいる」と認めた上で、「復活できるかどうかは蘇生処置次第」と語りました。
つまり、医学的には一度死亡している。しかし、呪術の世界では蘇生の可能性がゼロではない。この曖昧な状態が意図的に維持されていたことになります。
呪術廻戦展での「退場」宣言
その後、呪術廻戦展では七海建人と並んで「渋谷で退場した」と明言されています。
この発言で死亡確定と受け取ったファンが大半でした。しかし、「退場」と「死亡」は厳密には異なる表現です。芥見先生は言葉を慎重に選んでいた。
- 「死亡」とは明言していない
- 「退場」は物語の舞台から去ったという意味にも取れる
- 新田の処置による「保存状態」は続いていた可能性がある
結果として、これらの発言はすべてミスリードでした。芥見先生は読者を最大限に揺さぶった上で、復活という最大のサプライズを用意していたのです。
釘崎野薔薇の死亡はいつ?渋谷事変の時系列で整理
渋谷事変の時間軸を整理する
釘崎が致命傷を負ったのは、作中時間で2018年10月31日です。
ハロウィンの渋谷を舞台にした呪術テロ「渋谷事変」のさなかの出来事でした。
| 時刻(推定) | 出来事 |
|---|---|
| 19:00頃 | 渋谷に帳が降ろされる |
| 19:00〜 | 呪術師たちが帳の中へ突入 |
| 戦闘中 | 釘崎が真人の分身体と遭遇・交戦 |
| 戦闘終盤 | 本体と分身体が入れ替わり、無為転変を受ける |
| 直後 | 新田新が術式で状態を固定 |
復活までの空白期間は約2か月
作中時間で、釘崎が致命傷を負ったのは2018年10月31日。復活したのは同年12月24日の人外魔境新宿決戦中です。
約2か月の間、釘崎は新田新の術式によって「死亡直後の状態」で固定されていました。呼吸も脈も止まったまま、状態が悪化しない状態で保存されていたことになります。
連載期間では約3年半の不在
読者の体感ではさらに長い。
原作125話(2020年12月頃掲載)から267話(2024年8月掲載)まで、実に約3年半もの間、釘崎は本編に登場しませんでした。140話以上にわたる長期離脱です。
この「不在の長さ」が、復活時のインパクトを爆発的に高めた要因でもあります。
釘崎野薔薇は死亡から復活した!生きてた理由とその後の物語
- 釘崎野薔薇が生きてたことが判明した第267話の衝撃
- なぜ生きてた?新田新の術式と家入硝子の反転術式
- 復活シーンを徹底解説!「オッパッピー」と共鳴りの一撃
- 釘崎野薔薇の復活はどうやって実現したのか
- 釘崎野薔薇は復活するのか?当時の考察と答え合わせ
- 生きてたなぜ?復活の伏線を時系列で一覧にする
- 釘崎野薔薇の親との関係と五条の遺言
- 釘崎野薔薇のその後と最後はどうなった?
- くぎさきのばらの最後は?最終話と続編での姿
釘崎野薔薇が生きてたことが判明した第267話の衝撃
266話ラストで張られた伏線
復活の前兆は第266話のラストにありました。
複数の糸で拘束された「宿儺の指」らしき物体が描かれます。これは呪術高専が保管していた最後の1本であり、読者の間では「この指を使って何が起きるのか」と議論が沸騰しました。
釘崎の芻霊呪法「共鳴り」は、対象の体の一部があれば本体に遠隔でダメージを与えられる。宿儺の指が登場した意味は1つしかありません。
「喜べ男子ども」―初登場時と同じ台詞で帰ってきた
267話で、眼帯姿の釘崎野薔薇が満を持して再登場しました。
庵歌姫と楽巌寺学長が見守る中、「目覚めてからまだ半刻も経っていない」と心配される釘崎。しかし彼女は、初登場時と同じ台詞「喜べ男子ども」を放ちます。
この一言で、彼女が釘崎野薔薇のまま戻ってきたことが伝わりました。性格も口調も変わっていない。3年半待ち続けた読者にとって、これ以上の安心材料はなかったはずです。
SNSが爆発した復活の瞬間
267話掲載直後、SNSでは「釘崎 復活」「生きてた」が世界的なトレンドに。
国内外のファンから歓喜の声が殺到し、イラストや考察投稿が溢れかえりました。呪術廻戦の公式人気投票で第2回・第3回と連続1位を獲得した伏黒恵に次ぐ人気キャラの復活は、作品全体のムードを一変させています。
なぜ生きてた?新田新の術式と家入硝子の反転術式
新田新の術式「状態固定」が命をつないだ
釘崎の生存を語る上で欠かせないのが、京都校1年・新田新の存在です。
彼の術式は「触れたものの状態をそれ以上悪化させない」という能力。治癒はできないが、悪化を止められる。
釘崎が倒れた直後に新田が処置を施したことで、致命的な出血や脳損傷の進行が停止しました。呼吸と脈は止まっていたものの、「死にたての状態」で固定されたのです。
| 処置者 | 術式の効果 | 釘崎への影響 |
|---|---|---|
| 新田新 | 触れた対象の状態悪化を停止 | 致命傷の進行を凍結。蘇生の可能性を残した |
| 家入硝子 | 反転術式による肉体の治癒 | 新田の処置後に治療を実施(推定) |
家入硝子の反転術式が蘇生を担ったと推測される
新田が時間を稼ぎ、その後の蘇生は家入硝子が担当したと考えるのが自然です。
家入は呪術高専の医師であり、反転術式のスペシャリスト。通常の反転術式では魂の損傷は治せませんが、約2か月という時間の中で何らかの方法が見つかった可能性があります。
五条悟の「賭け」が復活の布石だった
267話で明かされた事実があります。
五条悟は釘崎が復活することに賭けていた。そのため、共鳴りに必要な「宿儺との繋がり」である最後の指を失わないように手配していたのです。
五条は釘崎の生存を信じ、復活した場合に最大の活躍ができるよう宿儺の指を温存していた。この判断が、最終決戦での逆転の鍵になりました。
復活シーンを徹底解説!「オッパッピー」と共鳴りの一撃
「オッパッピーだよ 馬鹿野郎!!」の意味
復活した釘崎が放った「オッパッピーだよ 馬鹿野郎!!」は、虎杖悠仁の過去のセリフを引用したものです。
物語の序盤、宿儺に体を奪われた後に死亡扱いとなった虎杖が、箱の中から「はい!おっぱっぴー!」と飛び出して釘崎たちを驚かせたシーンがありました。
あの時と同じセリフで自分の復活を告げる。釘崎らしいユーモアと仲間への信頼が詰まった一言です。
宿儺の指に「共鳴り」を発動
復活した釘崎は、呪術高専が保管していた宿儺の最後の指に対して「共鳴り」を発動しました。
共鳴りは、対象の体の一部に呪力を打ち込むことで本体にダメージを与える術式です。宿儺の指という「体の一部」を通じて、遠く離れた場所で戦う宿儺本体の魂に直接ダメージを叩き込みました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 使用した術式 | 芻霊呪法「共鳴り」 |
| 媒体 | 宿儺の指(最後の1本) |
| 効果 | 宿儺本体の魂にダメージ |
| 結果 | 宿儺の動きが鈍り、虎杖が追撃のチャンスを得る |
虎杖の涙と黒閃による追撃
釘崎の復活を察知した虎杖は、涙目で笑いました。
共鳴りで魂にダメージを負った宿儺に対し、虎杖は解で追い詰めます。そして真人戦のラストと同じ構図で、逕庭拳からの渾身の黒閃を放ちました。
渋谷事変で釘崎を失った絶望が、3年越しに希望へと反転した瞬間です。
釘崎野薔薇の復活はどうやって実現したのか
3つの要素が揃って復活が成立した
釘崎の復活は偶然ではなく、複数の条件が噛み合った結果です。
- 新田新の術式で「死亡直後の状態」を凍結
- 家入硝子(または他の術者)による蘇生処置
- 五条悟が宿儺の最後の指を温存していた
この3つが揃わなければ、復活しても意味がなかった。復活するだけでなく、宿儺戦で決定的な役割を果たすための準備が、裏で着々と進められていたのです。
復活のタイミングが絶妙だった理由
庵歌姫によると、釘崎が目覚めたのは「まだ半刻も経っていない」とのこと。
つまり、人外魔境新宿決戦のさなか、虎杖と宿儺が一騎打ちをしている最中に目を覚ましたことになります。作中時間は2018年12月24日。致命傷を負った10月31日から約2か月後です。
乙骨憂太が羂索の術式をコピーして魂の輪郭を知覚できるようになったこと、髙羽史彦の術式による影響、家入硝子が縛りで反転術式の性能を向上させた可能性など、復活のきっかけについては複数の仮説が挙げられています。
作中で復活の理由は明かされていない
ただし、「具体的にどの処置で復活したのか」は作中で明確に描かれていません。
芥見先生は復活の舞台裏をあえて語らなかった。釘崎の復活は「理屈」ではなく「信じていた者たちの想い」が結実した瞬間として描かれたと解釈できます。
釘崎野薔薇は復活するのか?当時の考察と答え合わせ
連載中に飛び交った生存派の主な根拠
267話で復活が確定する以前、ネット上では生存説と死亡説が激しくぶつかり合っていました。
| 生存派の根拠 | 的中したか |
|---|---|
| 新田新の「助かる可能性は0じゃない」 | 的中 |
| 芻霊呪法が宿儺戦の切り札になる | 的中 |
| 「死亡」と断言されていない | 的中 |
| メインキャラ3人のうち1人だけ退場は不自然 | 的中 |
| 家入硝子の反転術式で蘇生できる | 方法は不明だが結果的に復活 |
死亡確定派の根拠と結果
| 死亡確定派の根拠 | 結果 |
|---|---|
| 走馬灯=死亡演出 | 復活した |
| 265話で死者一覧に含まれた | ミスリードだった |
| 作者が「一度死んでいる」と発言 | 一度死んだが蘇生された |
| 呪術廻戦展で「退場」と明言 | 一時的な退場だった |
| 魂の損傷は治せない | 何らかの方法で克服 |
芥見先生の「叙述トリック」
振り返ると、芥見先生は一度も「釘崎は死亡した」と断言していません。
「一度死んでいる」「退場した」「復活は処置次第」。どの発言も復活の余地を残す絶妙な表現でした。読者を揺さぶり続けた上での復活は、呪術廻戦史上最大のサプライズの1つです。
生きてたなぜ?復活の伏線を時系列で一覧にする
物語の各所に散りばめられた伏線
釘崎の復活は突然ではありません。芥見先生は連載を通じて複数の伏線を仕込んでいました。
| 話数 | 伏線の内容 | 回収 |
|---|---|---|
| 125話 | 新田新が「助かる可能性は0じゃない」と発言 | 267話で復活 |
| 125話 | 新田の術式で状態を固定 | 蘇生処置の時間を確保 |
| 漫道コバヤシ | 芥見先生「復活は蘇生処置次第」 | 処置が成功し復活 |
| 序盤 | 虎杖の「おっぱっぴー」復活ドッキリ | 釘崎が同じセリフで復活を告げる |
| 1話 | 「喜べ男子ども」が初登場のセリフ | 267話で同じセリフを再使用 |
| 266話 | 宿儺の最後の指が描写 | 共鳴りの媒体として使用 |
| 267話 | 五条が指を温存していた事実が判明 | 復活時の切り札になった |
「野薔薇」の花言葉も伏線だった?
釘崎の名前に含まれる「野薔薇」の花言葉は「痛手からの回復」「素朴な愛」です。
キャラクターの命名時点で、致命傷からの復活が予定されていたのかもしれない。芥見先生が花言葉を意識して名付けたかどうかは不明ですが、結果的にこれ以上ないほどぴったりな花言葉になりました。
芥見先生の発言「メイン4人のうち1人だけ死ぬか、1人以外全員死ぬ」
芥見先生は過去のインタビューで「メイン4人(虎杖・伏黒・釘崎・五条)のうち1人だけ死ぬか、1人以外全員死ぬ」という趣旨の発言をしています。
結果的に五条悟が死亡し、残りの3人は生存。「1人だけ死ぬ」パターンが選ばれたことで、釘崎の復活は最初から計画に含まれていた可能性が高い。
釘崎野薔薇の親との関係と五条の遺言
母親からのネグレクトと祖母との絆
釘崎の家庭環境は複雑です。
母親からネグレクトを受けており、親子の確執がありました。互いに興味がないとして縁を切った状態が続いています。
一方で、母方の祖母は釘崎にとって母親代わりの存在でした。芻霊呪法を教えたのもこの祖母です。呪術高専への入学時には揉めたものの、関係は良好。祖母も片目を失っており、孫と同じ呪術師としての傷を負った過去があります。
| 家族 | 関係性 |
|---|---|
| 母親 | ネグレクト。互いに縁を切っていた |
| 祖母 | 育ての親。芻霊呪法の師匠。片目を失っている |
| 父親 | 作中でほとんど描写なし |
五条悟の遺言が母親との再会を促した
最終決戦で命を落とした五条悟は、遺言を残しています。
その遺言に従い、釘崎は母親に会いに行くことになりました。恩師の言葉を立てるためという名目ですが、実際には母親と祖母を会わせることが本来の目的だったと推測されています。
長年の確執を超えて家族と向き合う。五条はきっと、釘崎にその機会を作りたかったのでしょう。
釘崎野薔薇のその後と最後はどうなった?
最終話(271話)での再会
最終決戦終結後、釘崎は呪術高専で虎杖悠仁・伏黒恵と再会しました。
メイン3人が全員生存して再び揃った。渋谷事変以来、ずっと欠けていたピースが戻った瞬間です。宿儺戦を生き抜いた乙骨憂太や禪院真希たちとの再会も果たしています。
眼帯姿の釘崎
復活後の釘崎は、左目に眼帯をつけた姿で描かれています。
真人の無為転変で失った左目は戻らなかった。しかし釘崎は、その傷を隠すことなく堂々としています。「自分が自分であるため」に生きてきた彼女にとって、眼帯は勲章のようなものかもしれません。
呪術師として活動を続けている
最終話では、虎杖や伏黒とともに呪術師として活動する姿が描かれました。
渋谷事変という地獄を経て、仲間を失い、自らも瀕死の重傷を負い、それでも生き延びて仲間のもとに帰ってきた。釘崎野薔薇の物語は、ここから新たに始まっています。
くぎさきのばらの最後は?最終話と続編での姿
続編「呪術廻戦≡」で80代の釘崎が登場
呪術廻戦の68年後を描いた続編「呪術廻戦≡(さん)」で、釘崎のその後が明かされました。
80代になった釘崎は、タワーマンションの豪華な部屋に猫と暮らしています。年齢に対して若々しい風貌で、現役は引退しているものの高専との繋がりは維持している様子です。
| 項目 | 呪術廻戦(本編) | 呪術廻戦≡(68年後) |
|---|---|---|
| 年齢 | 16歳 | 80代 |
| 外見 | 眼帯姿 | 年齢に対して若々しい |
| 居住地 | 呪術高専 | タワーマンション(猫と同居) |
| 活動状況 | 現役呪術師 | 引退済み。高専とは交流あり |
虎杖悠仁の不老と釘崎の証言
続編13話で、宇佐美の部下・美野和也から虎杖の居場所を尋ねられた釘崎は、重要な情報を明かしています。
虎杖は来栖華の葬式以降、仲間の死を見送ることに疲れて姿を消した。そして虎杖は歳を取らない不老の存在になっていたのです。
会うたびに自分だけが老いていく。不老であることに申し訳なさそうにしている虎杖に対して、釘崎はしんどさを感じていたことも語っています。それでも、虎杖に会えたら「舐めんな バーカ」と伝えるよう高専に託しました。
最終回で虎杖と再会
呪術廻戦≡の最終回では、音信不通だった虎杖が突然釘崎の前に現れます。
呆れながらも虎杖の話を聞き、今後術師が生まれなくなる時代に備えた対策を虎杖・東堂葵の3人で行うことを決めました。結界運用と祓除ノウハウの継承、天与呪縛のフィジカルギフテッドの探索、呪具の確保と量産。
そして虎杖から「死んだら呪物になる」という計画を聞かされた釘崎は、肝心のなり方がわかっていない虎杖に呆れつつ「こんな時に伏黒がいればな……」と亡き友人を思い出すのでした。
釘崎野薔薇の死亡と復活の全貌まとめ
- 釘崎野薔薇が致命傷を負ったのは渋谷事変のさなか、作中時間2018年10月31日の出来事である
- 原作コミックス第15巻・第125話「理非-弐-」で、特級呪霊・真人の無為転変を顔面に受け左目を喪失した
- アニメでは第2期第19話(通算第43話)で描かれ、声優・瀬戸麻沙美さんの演技と走馬灯の演出が世界的な反響を呼んだ
- 死因は真人の無為転変による魂への攻撃と、顔面左半分の崩壊による致死量の出血である
- 京都校1年・新田新の術式「状態固定」により、死亡直後の状態で約2か月間保存された
- 新田は「多分死んでますよ」と報告しつつも「助かる可能性は0じゃない」と発言している
- 作者・芥見下々は「新田の処置を受けた時点で一度死んでいる」と認め、復活は蘇生処置次第と語った
- 第265話で死者一覧に釘崎が含まれたことで死亡確定と判断するファンが大半だったが、ミスリードだった
- 第267話で眼帯姿の釘崎が「喜べ男子ども」と初登場時と同じ台詞で復活を遂げた
- 復活直後に宿儺の最後の指に「共鳴り」を発動し、宿儺本体の魂にダメージを与えた
- 「オッパッピーだよ馬鹿野郎!!」は序盤で虎杖がやった復活ドッキリのセルフオマージュである
- 五条悟は釘崎の復活に賭け、共鳴りの媒体となる宿儺の最後の指を温存していた
- 「野薔薇」の花言葉は「痛手からの回復」であり、名前自体が復活の伏線だったと考えられる
- 母親からネグレクトを受けていたが、五条の遺言をきっかけに母親と祖母を会わせに行くことになった
- 最終話(271話)で虎杖・伏黒と再会し、3人全員が生存して呪術師として活動する姿が描かれた
- 続編「呪術廻戦≡」では80代の釘崎がタワーマンションで猫と暮らす姿が描かれている
- 虎杖が不老になった事実を釘崎の証言によって明かし、「舐めんな バーカ」と伝言を託した
- 呪術廻戦≡の最終回で虎杖と再会し、術師が生まれなくなる時代への対策を3人で始めた

