ウシジマくんマサルの裏切りと最後!許された結末と実写を解説

闇金ウシジマくんに登場する加賀勝、通称マサルは、カウカウファイナンスの社員でありながら社長・丑嶋馨を裏切った異端のキャラクターです。

「マサルの最後はどうなった?」「丑嶋に許されたのは本当?」「実写では誰が演じた?」といった疑問を持つ方も多いはずです。

マサルは裏切りの結果として仲間の加納を死なせてしまいますが、沖縄に逃亡した先で丑嶋と再会し、殴られながらも最終的に許されるという結末を迎えています。

この記事では、マサルの初登場から裏切りの全貌、沖縄でののどかとの出会い、丑嶋との和解、実写版キャスト情報まで、マサルに関するすべてを解説します。

この記事のポイント

  • マサル(加賀勝)は第2巻「ヤンキーくん編」から登場し、カウカウファイナンスで闇金業を学んだキャラクター
  • 飯匙倩らと結託した裏切りの結果、元社員・加納が殺害される事態を招いた
  • 沖縄逃亡後に丑嶋と再会し「じゃあ教えてやるよ」と殴られた末に許された
  • 実写版では菅田将暉がマサル役を演じ、映画Part2で強烈な印象を残した
  • 最終回では高田と沖縄で再会し、丑嶋のうさぎの世話を申し出る姿が描かれた

ウシジマくんのマサルは裏切りで加納を死なせた?経歴と結末を解説

  • ウシジマくんのマサル(加賀勝)とは何者か?初登場と基本情報
  • 母親想いの裏にある闇金人生の始まり
  • 裏切りの全貌!飯匙倩と結託した復讐計画
  • 加納の死亡とマサルの関係を整理する
  • 高田との絆と教育係としての存在感
  • やばいキャラランキングでのマサルの位置づけ
  • ウシジマくんの人間学から見るマサルの成長

ウシジマくんのマサル(加賀勝)とは何者か?初登場と基本情報

マサルの本名は加賀勝(かが まさる)。原作コミックス第2巻「ヤンキーくん編」で初登場した、物語後半の中核を担うキャラクターです。

作中では周囲から一貫して「マサル」とカタカナ表記で呼ばれており、ピクシブ百科事典などでもこちらの名前でタグ登録されることが多い人物です。

項目 内容
本名 加賀勝(かが まさる)
初登場 第2巻「ヤンキーくん編」
所属 カウカウファイナンス(社員)
外見的特徴 センター分けの金髪を逆立てた低身長の青年
実写版俳優 菅田将暉(映画Part2)
主な登場編 ヤンキーくん編、復讐くん編、逃亡者くん編、ウシジマくん編

カウカウファイナンスでの立ち位置

マサルはカウカウファイナンスの中でも異質な存在として描かれています。

柄崎や加納のように丑嶋への忠誠心を持つ社員ではなく、内心で社長を憎みながら働き続けた「面従腹背」の人間でした。長身の男性陣が多いカウカウの中で低身長というのも、彼の立場の不安定さを象徴しています。

スピンオフ「ウシジマきゅん」では、丑嶋たちとの身長差を気にして牛乳をラッパ飲みしたり、髪のトップを頭一つ分ほど逆立てて補おうとする描写もあります。

弱者にしか強気になれない小心者

債務者に対しては高圧的な態度で取り立てるマサルですが、その実態は格上が相手だと怯えて何もできない小心者です。

ただし覚悟を決めたときの度胸と行動力は本物で、丑嶋自身も一目置いていました。この二面性がマサルというキャラクターの核にあります。

独自の正義感を持つ闇金社員

闇金の従業員として様々な悪事に手を染める一方、DVや売春、人身売買など「弱者いびり」や「人の道を外れた行為」には明確な抵抗を示しています。

丑嶋が人身売買に手を貸す場面を見て復讐を決意したのも、この正義感が発火点でした。

母親想いの裏にある闇金人生の始まり

マサルの家庭環境は「闇金ウシジマくん」全編を通じても最悪の部類に入ります。暴力を振るう父親と、その言いなりになって売春や闇金に手を出す母親。この環境で育ったマサルは、高校にも行かず社会の輪から外れてしまいました。

愛沢浩司とのトラブルが人生を変えた

転機は暴走族「愛沢連合」の総長・愛沢浩司のバイクを盗んだことです。

マサルと友人2人が盗んだビッグスクーターは大破。それが愛沢のバイクだと判明し、3人は呼び出されます。愛沢に殴られたマサルはナイフで反撃しますが、15対3では勝ち目がなく、バイク代と慰謝料で200万円を請求されました。

時期 出来事
ヤンキーくん編序盤 愛沢のバイクを盗み、200万円を請求される
カウカウ入社 「200万分タダ働きする」と志願し、丑嶋に認められる
入社直後 初任給で母親に靴(ハイヒール)を買う
調子に乗った時期 「マサマサファイナンス」名義で顧客に個人融資を行う
裏切り発覚後 丑嶋に副業の売上をすべて回収され、愛沢に殺されかける

丑嶋がマサルを雇った理由

「こいつに200万の価値はない」と愛沢に一蹴されたマサルですが、丑嶋は意外にも「いいよ」の一言で雇い入れます。

理由は、15対3という圧倒的不利な状況で愛沢を刺した度胸でした。丑嶋は「使えるかどうか試す」と言い、マサルのカウカウファイナンスでの人生が始まります。

初任給で母親に靴を買うマサル

カウカウで頭角を現したマサルは、初任給で母親にハイヒールを買っています。

DVを受け、闇金から金を借り、売春までさせられていた母親への精一杯の親孝行でした。マサルが「クズ」と呼ばれながらも読者から一定の支持を受ける理由は、この母親想いの一面にあります。

顧客名簿横流しと丑嶋の報復

羽振りがよくなったマサルは、会社の顧客情報を悪用して個人融資を始めます。「マサマサファイナンス」を名乗り私腹を肥やしていましたが、丑嶋はすべてお見通しでした。

丑嶋はマサルの副業の売上を秘密裏にすべて回収。一文なしになったマサルは愛沢に殺されかけ、偶然通りかかった高田に救出されます。謝罪の後、表向きは信頼を取り戻しますが、心の中では丑嶋への復讐心が燃え始めていました。

裏切りの全貌!飯匙倩と結託した復讐計画

マサルが実際に丑嶋への復讐に動き出すのは、第32巻「復讐くん編」でのことです。きっかけは丑嶋が人身売買に手を貸す場面を目撃したことでした。

飯匙倩(はぶ)・獏木・肉蝮との共謀

マサルが手を組んだのは、いずれも丑嶋に恨みを持つ人間たちです。

  • 飯匙倩(はぶ)―飯匙倩組の組長。シャブの密売やアパレル融資搾取などのシノギを持つヤクザ
  • 獏木(ばくき)―飯匙倩組のヤクザ。丑嶋への復讐を画策していた
  • 肉蝮(にくまむし)―完全自由主義の一匹狂犬。話し合いが不可能な究極の狂人

マサルはカウカウファイナンスの内部情報を彼らに流し、丑嶋の居場所や行動パターンを共有しました。さらに肉蝮を暗殺者として丑嶋に差し向けますが、これは失敗に終わります。

カウカウ事務所襲撃の一部始終

飯匙倩が手下を引き連れてカウカウファイナンスの事務所に押しかけた日、事務所には丑嶋が一人でいました。

丑嶋はすぐに他の社員に「マサルに警戒し身を隠せ」と通達。探偵の戌亥にマサルの裏切りを事前に調査させていたため、状況を把握していたのです。

丑嶋自身は滑皮に助けられ、安全を確保しました。

裏切りの代償は加納の命だった

問題は元社員の加納でした。闇金をやめて表の金融業に転じていた加納は、マサルの策略により飯匙倩に拉致されます。

古い倉庫で壮絶な拷問を受けても、加納は命乞いをすることなく「嫁と子供を絶対助けてください」とだけ丑嶋に伝えました。この加納の死が、マサルの裏切りがもたらした最も重い結末です。

加納の死亡とマサルの関係を整理する

加納を直接殺害したのはマサルではありません。しかし、彼の裏切りがなければ加納が拉致されることもありませんでした。経緯を時系列で整理します。

順序 出来事 関与者
1 マサルが飯匙倩らにカウカウの情報を流す マサル
2 飯匙倩がカウカウ事務所を襲撃 飯匙倩組
3 元社員・加納がマサルに嵌められ飯匙倩に拉致される マサル・飯匙倩
4 加納が倉庫で拷問を受ける 飯匙倩組
5 猪瀬組理事長・熊倉が飯匙倩に掛け合いに行き、逆に拉致・拷問される 熊倉・飯匙倩
6 飯匙倩が丑嶋を追って倉庫を離れる 飯匙倩
7 熊倉がマサルを説得し、二人とも逃亡 熊倉・マサル
8 熊倉が「拷問で泣きを入れた姿を知る加納」の口封じのため殺害 熊倉
9 丑嶋が倉庫に到着し、加納の遺体を発見 丑嶋
10 丑嶋がガソリンとガスボンベのトラップで飯匙倩組を殲滅、熊倉も殺害 丑嶋

加納を殺したのは熊倉義道

加納の直接の殺害者は、猪瀬組理事長の熊倉義道です。

熊倉は飯匙倩に拷問されて泣きを入れた自分の醜態を知っている加納を生かしておけず、メンツを守るために殺害しました。マサルが倉庫にいた時点では加納はまだ生きていたため、マサルが逃げずに留まっていれば結末は違った可能性もあります。

マサルにとっての加納の死

マサル自身は復讐計画の中で「ウシジマ達を皆殺しにする」という飯匙倩の方針に焦り、高田には沖縄に逃げることを提案し、加納が拷問されている姿を辛そうに見ていました。

熊倉に唆されて逃亡したのも「加納を救出できる」と信じた面がある、と読むファンも少なくありません。結果論として加納の死の原因を作ったのは間違いないですが、その動機の複雑さがマサルを単なる「クズ」では片付けられないキャラクターにしています。

丑嶋の報復と飯匙倩組の壊滅

加納の遺体を発見した丑嶋は、痕跡から熊倉の犯行を察知。戻ってきた飯匙倩組をガソリンとガスボンベのトラップで殲滅し、最後に熊倉を殺して加納の仇を討ちました。

マサルの裏切りは結果として飯匙倩組の全滅と加納の死を招きましたが、丑嶋自身は無傷で生き残っています。

高田との絆と教育係としての存在感

マサルを語る上で欠かせないのが、カウカウファイナンスの先輩社員・高田の存在です。高田はマサルの教育係であり、物語を通じて最もマサルの味方であり続けた人物でした。

愛沢に殺されかけたマサルを救った男

マサルが副業を丑嶋に回収され、愛沢に殺されかけた際に偶然現れて命を救ったのが高田です。

高田はマサルを抱きしめ、その場をしのがせました。一般的感性が残っている高田は、カウカウの中でもマサルと最も仲が良く、ウナギを一緒に食べるなど日常的な描写が多く描かれています。

「理想の父親像」を語る相手

父親のいないマサルは、高田に「理想の父親像」を語るシーンがあります。

「親父にはドーンと構えていて欲しい」という言葉は、マサルが丑嶋に向けていた感情の本質を暗示しています。恩人であり、憎しみの対象であり、そして本当は父親のように慕いたかった。その複雑な感情を唯一打ち明けられたのが高田でした。

最終回での再会とうさぎカフェ

最終回では、丑嶋の誕生日の日に高田がマサルの元を訪れます。

高田は「ヤクザくん編」の事件以来、丑嶋の指示でしばらく身を隠しており、「ウシジマくん編」で丑嶋の飼いうさぎの殺処分を阻止した後、うさぎカフェを開業していました。それを聞いたマサルは、丑嶋への罪滅ぼしとしてうさぎの世話をさせてほしいと申し出ます。

高田も嬉しそうに承諾したこの場面は、マサルと高田の絆の集大成でした。

やばいキャラランキングでのマサルの位置づけ

「ウシジマくんでやばいキャラは?」という検索が多いことからもわかるように、闇金ウシジマくんは凶悪キャラの宝庫です。マサルはそのランキングの中で独特の位置にいます。

凶悪度では上位に入らない理由

映画監督の石原貴洋氏が作成した凶悪キャラクターランキングでは、マサルは「特別ランキング」として通常の順位から外されています。

順位 キャラクター 特徴
1位 滑皮秀信(なめりかわ ひでのぶ) 恐怖の形態が常に進化し続けるヤクザ
2位 肉蝮(にくまむし) 究極の狂人。1対1なら最強
3位 獅子谷甲児(弟) 半グレの日本代表。社会性のある悪党
4位 飯匙倩(はぶ) シャブの密売からアパレル搾取まで手広いヤクザ
特別枠 加賀勝(マサル) 執念深さはコミック最長記録。悪人というより寂しがりの不良少年

凶悪さではなく「執念深さ」でコミック最長記録を持つのがマサルです。物語の序盤から最終巻まで丑嶋との因縁を引きずった、稀有な存在でした。

「どう思いますか?」石原氏の問いかけ

石原氏はランキング解説の最後に「マサルくんはどう思いますか?」と読者に問いかけています。「闇金業者は金にならない事はしない」という丑嶋のセリフで筋は通っている。しかし加納が殺されたのにヤキだけで許すのか、と。

石原氏自身は「僕は許せませんね」と明言しています。この問いに対する読者の答えが分かれること自体が、マサルというキャラクターの深さを物語っています。

ウシジマくんの人間学から見るマサルの成長

「ウシジマくん 人間学」で検索する読者が多いのは、この作品が単なる闇金漫画ではなく、人間の弱さや成長を描いた社会教材として読まれているからです。マサルはその象徴的な存在です。

丑嶋が与えていたのは「生き抜く知恵」

マサルは丑嶋のことを憎みながらも、本心では「生き抜くための知恵を教わったことに恩義を感じている」と作中で描かれています。

何者でもなかったただの不良少年を、曲がりなりにも金を稼げる人間に育てたのは丑嶋でした。note記事では、丑嶋が仲間に与えているのは「夢」ではないかという考察もあります。社会的にどうしようもない人間でも「こんな人間になりたい」と思わせる力。それが丑嶋のリーダーシップの本質だという見方です。

滑皮に失望した場面に見る複雑な感情

丑嶋が滑皮の言いなりになっていた時期、マサルは強く失望しています。

本来、憎んでいる相手の弱さを見れば好都合のはず。なのに失望した。これは丑嶋に対して「強くあってほしい」「理想の父親像を崩さないでほしい」という感情が無意識にあったことを意味します。

「闇金ウシジマくん」が教える人間の複雑さ

マサルの物語は、善と悪の境界が曖昧な人間の姿そのものです。

  • 母親に靴を買う優しさがある一方で、会社の顧客情報を横流しする
  • DV夫を制裁する正義感がある一方で、結果的に仲間を死なせる
  • 丑嶋を憎みながら、本当は父のように慕っていた

「闇金ウシジマくん」が多くの読者に人間学の教材として読まれるのは、マサルのような白黒つけられないキャラクターが丁寧に描かれているからです。

ウシジマくんのマサルの最後は許された?沖縄逃亡から実写版まで

  • マサルの最後は沖縄逃亡!のどかとの出会い
  • 丑嶋はマサルを許す?「じゃあ教えてやるよ」の真意
  • マサル最後の涙と高田への罪滅ぼし
  • 実写版マサル役は菅田将暉!映画での最後はどうなった?
  • なんJでマサルが話題になる理由
  • 滑皮の読み方とさいはらあかねとウシジマの関係は?
  • モコとマサルに接点はあった?ウシジマくん作者・真鍋昌平の描写力

マサルの最後は沖縄逃亡!のどかとの出会い

復讐に失敗し、加納の家から金を盗んだマサルは「村田」という偽名を使い、髪型を変えて沖縄の闇金業者に就職します。丑嶋の影に怯えながらの逃亡生活でした。

沖縄の闇金と東京の違い

沖縄の闇金業者は、丑嶋のやり方とはまるで異なります。

債務者相手であろうと共存を重んじ、追い詰めすぎない取り立てスタイル。東京の丑嶋式で育ったマサルは戸惑いながらも、優秀な社員として少しずつ居場所を作っていきました。

風俗嬢・のどかとの出会い

マサルが沖縄で出会ったのが、心優しい風俗嬢・のどかです。

のどかには子供がおり、DV夫の奴隷として働かされていました。マサルは自分の母親と重なるものを感じたのか、のどかの自宅に殴り込みをかけてDV夫を制裁します。

ただし皮肉なことに、のどかが貧困に陥った原因はマサルが勤める闇金からの借金でした。

のどかに風俗をやめるよう助言

マサルはのどかに対して、風俗をやめて支援員の助けを借りてやり直すよう助言しています。

自分の母親にはできなかったこと。それをのどかという赤の他人にやろうとしたのは、マサルなりの贖罪であり、同時に自分自身の過去を救い直す行為だったのかもしれません。

丑嶋はマサルを許す?「じゃあ教えてやるよ」の真意

マサルの逃亡生活は長くは続きませんでした。丑嶋・柄崎・戌亥に居場所を特定され、ついに捕まります。飯匙倩との抗争で加納が死んだことを告げられたマサルに対し、丑嶋は「もう裏切るな」と言葉をかけました。

毒ガストラップと揺らいだ心

実はマサルは、逃亡先の自宅に対侵入者用の毒ガストラップを仕掛けていました。盗んだ金の隠し場所を吐かされた際、丑嶋をそこに誘導して殺すつもりだったのです。

しかし「もう裏切るな」という丑嶋の一言に気持ちが揺らぎ、結局、毒ガストラップを作動させることはできませんでした。

海での解放と絶叫

金を回収した丑嶋と柄崎は、マサルを車で海に連れていきます。

死を覚悟したマサルに対し、二人はあっさりと解放。マサルが怒りをぶつけると、丑嶋は「あ? お前何してほしいの?」といなしました。

この一言にマサルは激昂し、ずっと内に抱えていた本心を叫びます。

コケにしやがって!! 丑嶋ァッ!!!!

俺と母ちゃんをコケにしやがって!!!!

テメェだけは絶対に許さねェ!! テメェの生き方だけは絶対に認めねェ!!

でも 本当は……

あんたからもっと…

親父や兄貴みたく いろいろ教えて欲しかったンだぁ!!!!

「じゃあ教えてやるよ」―愛の鉄拳

マサルの叫びを聞いた丑嶋は「じゃあ教えてやるよ」と答え、マサルの顔をアザだらけになるまで殴りました。柄崎も参戦し、マサルはボロボロになります。

その後、加納の嫁からもらったというマンゴーを三人で食べ、丑嶋は「じゃあな」と別れを告げて去っていきました。

丑嶋の赦しと優しさに、マサルは涙を流すのでした。

マサル最後の涙と高田への罪滅ぼし

丑嶋との因縁に決着がついた後、マサルはのどかを連れて支援の申請に行きます。DV夫についても借金をチャラにする代わりにのどかに近づかないことを約束させ、のどかの生活再建を見届けました。

のどかに正体を明かして去る

のどかが支援により新しい家で暮らし始め、幼馴染の男性の助けも得て生活が軌道に乗ったことを確認すると、マサルは自分が闇金の人間であることをのどかに打ち明けます。

「親子で幸せになって欲しい」と告げ、彼女たちのもとを去りました。

大阪の手配師として再出発

のどかとの別れの後、マサルは沖縄を離れて大阪で手配師として生きていく道を選びます。闇金でも正業でもない、グレーゾーンの仕事。完全な更生ではないけれど、少なくとも丑嶋のもとで学んだ生き抜く知恵を使って自分の足で立とうとしている姿です。

最終回―うさぎの世話という贖罪

最終回では、丑嶋の誕生日に高田が沖縄のマサルを訪ねてきます。地元を案内しながら近況を語り合い、高田がうさぎカフェを開いていることを知ったマサルは、丑嶋のうさぎの世話をさせてほしいと申し出ました。

「社長には一生顔向けできない。だからせめて社長の大切にしていたうさぎを世話させてほしい」という言葉が、マサルの贖罪と成長のすべてを物語っています。

実写版マサル役は菅田将暉!映画での最後はどうなった?

実写版「闇金ウシジマくん Part2」でマサル役を演じたのは、菅田将暉です。当時はまだブレイク前でしたが、マサルの粗暴さと繊細さを見事に演じ分けました。

映画Part2のキャスト一覧

役名 俳優
丑嶋馨 山田孝之
加賀マサル 菅田将暉
愛沢浩司 中尾明慶
神咲麗 窪田正孝
蝦沼 柳楽優弥
戌亥 綾野剛
犀原茜 高橋メアリージュン

コミックナタリー(2014年)の報道によると、映画は原作の「ヤンキーくん」編などをベースとしたストーリーが展開されています。

実写版での最後は原作と異なる

実写版ではマサルが中盤から丑嶋と敵対するため、原作の「逃亡者くん編」のような沖縄逃亡や丑嶋との和解シーンは描かれていません。

映画の尺の都合もあり、漫画とは異なる結末を迎えています。原作の全貌を知りたい場合は、コミックスを通して読むことをおすすめします。

菅田将暉にとっての転機となった役

菅田将暉は映画Part2の公開後、次々と話題作に出演していきます。マサル役は菅田将暉のキャリア初期における重要な一作となりました。粗暴で不器用で、それでも愛に飢えた青年を体当たりで演じた姿は、今でもファンの間で語り継がれています。

なんJでマサルが話題になる理由

掲示板「なんJ」ではマサルに関するスレッドが定期的に立ちます。その理由は、マサルの行動が「許せる」「許せない」で意見が真っ二つに割れるからです。

「マサルは許されるべきか?」論争

なんJで頻繁に議論されるのが、丑嶋がマサルをヤキだけで許したことの是非です。

  • 許容派: 丑嶋は「金にならない事はしない」主義。殺しても金にならないから合理的判断
  • 否定派: 加納が死んでいるのにヤキだけは軽すぎる。丑嶋の甘さが出ている
  • 深読み派: 丑嶋はマサルの本心を見抜いており、「父親代わり」として最後の教育をした

どの立場にも根拠があり、結論が出ないこと自体がスレッドを伸ばし続けている原因です。

「ワースト上位のクズ」か「愛に飢えた少年」か

競合記事でも「ワースト上位のクズキャラ」と表現されていますが、なんJでは「クズだけど感情移入してしまう」という声も多く見られます。

母親想いのエピソード、のどかを救おうとする行動、そして最後の「教えて欲しかったンだぁ!!!!」の絶叫。これらが単純なクズキャラでは終わらせない奥行きを生み、ネットで議論が尽きない要因となっています。

滑皮の読み方とさいはらあかねとウシジマの関係は?

マサルの物語に深く関わる人物として、滑皮と犀原茜の名前も検索されることが多いです。難読な名前が多い作品なので、ここで整理しておきます。

滑皮の読み方は「なめりかわ」

滑皮秀信の読み方は「なめりかわ ひでのぶ」です。

暴走族総長からヤクザの部屋住みを経て自分の組を持つに至った人物で、凶悪キャラランキング1位にも選ばれています。マサルの裏切り事件ではカウカウ事務所襲撃の際に丑嶋を助けた人物でもあります。

キャラクター 読み方 マサルとの関係
滑皮秀信 なめりかわ ひでのぶ 裏切り事件で丑嶋を助けた。丑嶋が言いなりになった時期にマサルは失望
飯匙倩 はぶ マサルが裏切りで手を組んだヤクザ。丑嶋に殲滅される
肉蝮 にくまむし マサルが丑嶋暗殺のために差し向けた狂人。失敗に終わる
犀原茜 さいはら あかね 丑嶋の最強のライバル。女闇金の社長

さいはらあかね(犀原茜)とウシジマの関係

犀原茜は闇金融「ライノーローン」の社長で、丑嶋馨の最強のライバルとして描かれる女性キャラクターです。

実写版では高橋メアリージュンが演じ、2022年にはスピンオフドラマ「闇金ウシジマくん外伝 闘金サイハラさん」で主役に抜擢されています。高橋本人が「犀原は乗り越えなければいけない大きな壁」と語るほどの当たり役です。

マサルとの直接の接点は多くありませんが、丑嶋を取り巻く「敵」の一人として作品の厚みを支えています。

モコとマサルに接点はあった?ウシジマくん作者・真鍋昌平の描写力

「ウシジマくん モコ」で検索するファンがいるように、闇金ウシジマくんには数多くのサブキャラクターが登場します。マサルとモコに直接的な接点が描かれているわけではありませんが、この二人が別々のエピソードで活躍する構成こそが、作者・真鍋昌平の描写力の証です。

真鍋昌平が描くキャラクターの「再登場」

闇金ウシジマくんでは、30巻以上前に登場したキャラクターが突然再登場するケースが珍しくありません。

鷺咲の策略で沖縄の風俗に売り飛ばされた杏奈がコミック37巻で別人になって再登場した時は、30巻ぶりの再登場として読者を驚かせました。マサル自身も「ヤンキーくん編」から「逃亡者くん編」まで、長い時間をかけて物語が回収されています。

全46巻を貫くキャラクターの厚み

真鍋昌平は現在、最新作「九条の大罪」をNetflixで実写化(柳楽優弥主演)するなど、活躍の幅を広げています。

闇金ウシジマくん全46巻の中でマサルが4つのエピソード(ヤンキーくん編・復讐くん編・逃亡者くん編・ウシジマくん編)にまたがって登場し、その度に成長と転落を繰り返す構成は、長期連載だからこそ可能な人間ドラマでした。一人のキャラクターを10年以上かけて描き切る。それが真鍋昌平の作家としての力です。

ウシジマくんのマサルの裏切りと最後をまとめると

  • マサル(加賀勝)は第2巻「ヤンキーくん編」で初登場した、カウカウファイナンスの社員
  • 暴走族・愛沢浩司のバイクを盗んだことがきっかけで200万円を請求され、丑嶋に雇われた
  • 15対3の不利な状況で愛沢を刺した度胸を丑嶋に評価され、カウカウに入社
  • 初任給で母親にハイヒールを買うなど、母親想いの一面を持つ
  • 会社の顧客名簿を横流しして個人融資「マサマサファイナンス」を運営し、丑嶋に全額回収された
  • 第32巻「復讐くん編」で飯匙倩・獏木・肉蝮と結託して丑嶋を裏切った
  • 裏切りの結果、元社員・加納が飯匙倩に拉致され、直接の殺害者は熊倉義道だった
  • 加納の家から金を盗み、偽名で沖縄の闇金業者に就職して逃亡した
  • 沖縄で風俗嬢・のどかと出会い、DV夫を制裁して支援申請まで手助けした
  • 丑嶋・柄崎・戌亥に居場所を特定されて捕まり、毒ガストラップを仕掛けるも断念
  • 「親父や兄貴みたく教えて欲しかった」と本心を叫び、丑嶋に「じゃあ教えてやるよ」と殴られて和解
  • 三人でマンゴーを食べ、丑嶋は「じゃあな」と去っていった
  • のどかに正体を明かして別れ、大阪で手配師として再出発した
  • 最終回では高田が沖縄を訪れ、マサルは丑嶋のうさぎの世話を申し出た
  • 実写版では菅田将暉がマサル役を演じ、映画Part2(2014年)に出演
  • 実写版は原作と異なる結末で、沖縄逃亡・和解シーンは描かれていない
  • なんJでは「許されるべきか」論争が定期的にスレッド化している
  • 凶悪キャラランキングでは「特別枠」に位置づけられ、執念深さはコミック最長記録
  • 滑皮の読み方は「なめりかわ」、犀原茜(さいはら あかね)は丑嶋の最強のライバルである女闘金社長
  • 作者・真鍋昌平は全46巻を通じて、マサルを4つのエピソードにまたがって描き切った

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