志々雄真実のモデルは実在する?素顔や刀について【るろうに剣心】

るろうに剣心の中でも悪役として絶対的な人気を誇る志々雄真実。
包帯姿で刀から炎を出す志々雄真実ですが、しっかりモデルがいるのは知っていますか?

今回はそんな志々雄真実のモデルについてまとめましたのでご覧ください。

志々雄真実のモデルは?

大久保利通や斎藤一など、歴史上の人物がそのまんま登場することも多いるろうに剣心

志々雄真実も例外ではありません。
ちなみにプロフィールもしっかりと設定されています。

身長:170cm
体重:59kg
生年月:1848年(嘉永元年)8月
星座:獅子座
出身地:京都府(新京都編では新月村)
血液型:O
好きな言葉:弱肉強食
嫌いな者:弱者
趣味:湯治
流派:我流

当時身長170センチだと相当大きかったと思います。

タマ
平均150センチ台の時代ですからね

そんな志々雄真実に関しては人物像と容姿にそれぞれモデルがいるようなのです。
ですのでそれぞれを順番にご紹介していきましょう。

 

志々雄真実のモデル《人物像》元新撰組芹沢鴨

志々雄真実は主人公緋村剣心が表の遊撃剣士として駆り出された際にその後継者として人斬り稼業を継ぎ、用が済んだら秘密を知りすぎたために暗殺されます。

辛うじて生き延びて明治政府打倒と国盗りを目論み「志々雄一派」という一大組織をまとめあげていました。

そんな志々雄真実のモデルとなったのは元新撰組の「芹沢鴨」です。
芹沢鴨についてはわかっていないことも多いようです。

芹沢鴨と名乗る前は下村嗣次と名乗っていたと推定されています。
下村嗣次は、1860年頃、玉造勢に入ります。

ある時、玉造勢が天領や水戸藩領において強引な資金取り立てを行った事がきっかけで、下村嗣次にも捕縛令が下ります。

3月28日に捕縛され、赤沼獄に入牢。
その後1863年1月に出獄することを許可されたようです。

芹沢鴨と下村嗣次が同一人物だった場合、芹沢鴨に改名したタイミングはこの時だったと思われます。

芹沢鴨は近藤勇と共に壬生浪士になる

清河八郎の周旋により、芹沢鴨は浪士組に参加します。

その際、江戸の剣術道場・試衛館の近藤勇、土方歳三、沖田総司、山南敬助らも加わり、京都まで行動を共にしています。清河八郎は、朝廷に上奏文を提出して、浪士組を朝廷の直属とする事に成功

浪士組は攘夷決行のため江戸期間を宣言しますが芹沢鴨は京都残留を志願し浪士組を脱退します。

この時に、京都に残留を決めたのは芹沢鴨の同志5人と近藤勇の同志8人の計13人でした。
その後芹沢鴨たちは「壬生浪士」と呼ばれました。

芹沢鴨暗殺事件

8月18日の政変に際して、芹沢鴨は近藤勇と共に隊士を率いて御所の警備のために出動しました。
「新選組」の隊名を与えられたのはこの出勤をきっかけに会津藩に与えられたと言われているんですよ。

その頃、芹沢鴨はぞっこんだった芸妓が夜の相手を拒否したことに腹を立てます。
この時の狼藉がきっかけで朝廷に逮捕命令を出されてしまいます。

芹沢鴨の処置を命じたのは会津藩だと言われています。

新撰組に暗殺されたのは志々雄真実と一緒

1863年9月16日、新選組は島原の角屋で芸妓総揚げの宴会を開いています。

芹沢鴨は、宴会に顔を出し、平山五郎や土方歳三らと早めに角屋を出て、壬生の八木家に戻って再度宴会を催しました。
宴会が終わると、すっかり泥酔した芹沢鴨たちは愛妾や馴染みの芸妓と同衾しました。

深夜、突然、数人の男たちが部屋に押し入り、芹沢鴨たちに斬りつけました。
芹沢鴨は飛び起きて、隣室に飛び込みましたが、文机につまづいて転び、そこをずたずたに斬られました

『新選組遺聞』では、現場に沖田総司と原田左之助は確かに居たと記されています。
『新選組始末記』では、芹沢鴨暗殺の実行者は、土方歳三、沖田総司、山南敬助、原田左之助になっています。

この芹沢鴨の暗殺事件の犯人は長州藩士の仕業とされました。
その後9月18日に芹沢鴨と平山五郎の葬儀が神式に則り盛大に行われています。

芹沢鴨は、京都市中京区の壬生寺に眠っているそうです。

最後新選組に襲撃されて暗殺されると言う点は志々雄真実に似ていますね。
ですが、幕末での役割や立ち回りなどは全然違うようですね。

そんな志々雄真実は滅多刺しにされ体も焼かれても生きていたわけですけどね


その後の包帯姿にもまた別のモデルがいるんですよ

 

志々雄真実の包帯姿のモデルは

志々雄真実のキャラクターのモデルは芹沢鴨でしたが、ビジュアルのモデルもそれぞれいました。
包帯姿の方のモデルは映画『犬神家の一族』の青沼静馬なんです。

人面のラバーマスクをかぶったキャラクターにするつもりだったが、白黒漫画ではマスクの質感が出しにくく、痛々しさも伝わりにくいという理由で、包帯に変更となった

体の皮膚は焼けただれて発汗作用がなく、体温が異常に高い。
実際にはありえない設定ですが、あの包帯ぐるぐる巻きの姿が「悪」って感じでかっこいいですよね。

検索の中ではあまり出てきませんが志々雄真実は生身だった頃もイケメンだったんです。

志々雄真実の包帯姿になる前の素顔は牙神幻十郎

志々雄真実が包帯姿になる前の姿は、幕末の京都の回想シーンの中で少し登場します。


狂気じみた表情と長い髪、半身を服から出したその姿は、サムライスピリッツの牙神幻十郎そっくりなんです。

 

作者は元々志々雄の過去の姿は出さないつもりだったためデザインは考えていなかったが、結局京都編の序盤で志々雄の過去の姿を登場させることになり、牙神そっくりになった。作者もそのことを謝罪している

作者の和月さんはもともとサムライスピリッツが好きでしたから、イメージの中の牙神幻十郎が自然と出ちゃったんでしょうね。

タマ
私もサムライスピリッツはよくやったなぁ

 

志々雄真実の刀《無限刃》

志々雄真実は炎を操って戦います。
その炎の操にひと役買っているのが、愛刀「無限刃」


剣心の逆刃刀と作者が一緒で新井赤空作です。いわば逆刃刀・真打の兄弟刀になります。

連続使用による刃こぼれで切れ味が鈍っていく刀から発想を逆転し、刃を鋸歯状にする事で切れ味をある程度犠牲にする代わりに殺傷力を一定に保っている。
幕末から剣心の「人斬り」の仕事を引き継いだ志々雄は無限刃で人を斬り、刃に染みこんだ人間の脂肪を大気・刀等との摩擦で発火させる技術を開発した。
「剣心再筆」では、分厚い鍔と石綿入り柄巻の装飾品が余計な延焼を防ぐ仕組みになっており、鞘には秘剣に用いるための火薬を染み込ませた黒革を巻いている。
実写映画版では、鋸歯状になっているのは切っ先から30センチメートル程のみで、発火する範囲もこの部分だけである。

刀に染み込んだ人の油が火種で発火するとか、この辺はさすが漫画の世界という感じです。
ですが誰がなんと言おうが炎を操る志々雄真実はかっこいいです。

志々雄真実の意思を継いだ無限刃

志々雄真実亡き後、無限刃はどうなったかというと、実は志々雄一派の残党、悪太郎という少年が崩壊するアジトから脱出する際に無我夢中でつかんだものが無限刃でした。

そして物語は北海道編へと続いていきます。

志々雄真実のモデルまとめ

いかがでしたでしょうか?

志々雄真実は作者もお気に入りのキャラで、不殺の剣心では勝てませんでした。
なので引き分けとして、イメージ的に剣心が負けていたということにしたようです。

あのまま戦っていたら確実に志々雄真実が勝っていましたからね。
作中最強キャラのまま勝ち逃げさせたということですね。

るろうに剣心見たくなりましたか?

 

 

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