工藤優作の未解決事件(コールドケース)とは?ネタバレあり【名探偵コナン】

名探偵コナンの主人公・江戸川コナン(工藤新一)の父親である工藤優作。

推理小説家としても有名で、世界的に有名な人物でもあります。

物語にもたびたび登場し、コナンが危機を脱する手助けをすることもしばしば。

頭脳明晰で、コナン以上の推理力の持ち主であるとも言われていますね。

そんな工藤優作ですが、じつは未解決事件と呼ばれるものがあるんです。

工藤優作にも解決できなかった事件があるなんて意外ですよね!

工藤優作の未解決事件とはどんな事件だったのでしょうか?

では、工藤優作の未解決事件(コールドケース)について詳しくご紹介していきます!

工藤優作が唯一サジを投げた未解決事件の概要(ネタバレ注意)

工藤優作の未解決事件のエピソードは、毛利蘭と鈴木園子、世良真純の3人の登校シーンから始まります。

3人は、工藤新一の父親であり推理作家の工藤優作の話をしながら登校していました。

世良真澄の話によると、工藤優作が日本にいた頃、唯一サジを投げたという奇妙な事件があるとのこと。

警察に捜査協力しても途中でサジを投げちゃうような難解な事件ってどんなの・・・?

そして登校中の3人は事件に遭遇してしまいます。

毛利蘭たちの通学路に座り込み亡くなっていたのは高市勲(たかいち いさお)。

高市勲は血文字で「死」という文字を残した状態で亡くなっていました。

登校中にこんな恐ろしい場面に遭遇したらトラウマになりますよね

さかのぼること10年前。

高市勲と同様に、「死」という血文字を残して男が亡くなるという事件がありました。

現場の状況から、連続猟奇殺人事件の始まりではないかと騒ぎになりました。

しかし、捜査協力のため現場に居合わせた工藤優作は「殺人事件はもう二度と起こらない」と推理します。

どうしてもう起こらないと確信したんだろう・・・?

毛利蘭と鈴木園子、世良真純の3人はコナンに事件のことを知らせます。

そして、10年前の事件との関連を調べるために工藤優作の家へと向かいました。

10年前の事件で亡くなったのは、保育園の園長でした。

そして第一発見者は、その保育園の園児であり、近くのお寺の住職の一人息子の西村亮佑くんだったのです。

西村亮佑くんは当時まだ5歳でした。

西村亮佑くんは、公園で飼っていた犬を見に行き、偶然遺体を発見してしまったのです。

倒れている園長が息をしていことに気づいた西村亮佑くん。

お寺の住職の息子ということもあり、公園のお花を摘んでお供えしてくれたのです。

供養しようという純粋な気持ちに涙が出ますね・・・

西村亮佑くんは、手持ちのお菓子から飴をいくつかお花と合わせてお供えしていました。

そこに血が流れ、偶然にも「死」の文字に見えたというのが事件の真相だったのです。

工藤優作の未解決事件の世良の涙の理由は

工藤優作の未解決事件の中に世良真純が涙を流すシーンがあります。

世良真純の涙の理由については作中では明らかになっていません

世良真純が涙を流したのは、蘭とコナンのやりとりを目にしたあとのこと。

蘭は推理中のコナンに新一の面影を重ね、「コナン君だよね?」と問いかけています。

世良真純はふたりのやりとりを見て「やっぱボク・・・悪い子だな・・・」と涙を浮かべていました。

どうして自分は悪い子だと思ったんでしょうか?

蘭はいまや世良真純にとって大事な友人のひとりです。

コナンの正体が新一であると確信している世良真純は、真実を蘭に教えることができません。

教えてしまえば、母やコナンが元の姿に戻る支障となり、蘭にも危害が及ぶかもしれないからです。

友人として、蘭の知りたいことを知っているのに、黙っていなければならないという立場です。

つ、つらいー!!!

世良真純は、これからも母・メアリーを元の姿に戻すために行動していかなければなりません。

しかしそれはコナンが元の姿に戻ることでもあります。

黙っていることが今はベストでも、戻ったときにどう思われるのか考えると難しいですよね。

世良真純は自分の行動が、コナンと蘭の関係にも影響を及ぼすことを心配しているのかもしれません。

工藤優作の未解決事件で沖矢はなぜくしを持っていた?

毛利蘭と鈴木園子、世良真純が工藤邸にやってきたときのこと。

工藤邸に居候している沖矢昴は歯磨きの最中でした。

https://twitter.com/conanch_mami/status/1275029597264900100?s=20

左手にくしを隠し持っていたのが不自然でしたよね。

沖矢昴はなぜくしを持ちながら歯磨きをしていたのでしょうか?

その理由については作中では明らかになっていません。

それは赤井秀一が慌てて沖矢昴の姿になったからではないかと推察されます。

妹である世良真純に赤井秀一の姿をみられるわけにはいきませんよね。

死んだことになっていますもんね

3人にコナンの居場所を聞かれたときも声を出さずに指で方向をさして教えただけでした。

これも蝶ネクタイ型変声機をつけていなかったからですよね。

変装が完璧でなかったことからも、赤井秀一が慌てて変装したことが伺えます。

予想外の来客で慌てちゃったんだね!

事件は突然起こるのは突然ですよね

工藤邸で発見された口紅は誰のもの?

事件解決のために工藤邸を訪れた世良真純は台所を物色。

洗い物のグラスに口紅を拭ったあとがあることに気づきます。

この口紅は誰のものなのでしょうか?

詳細は作中では明らかになっていません

蘭は「きっとそれ、新一のお母さんのだよ!」と言っています。

新一の母・工藤有希子は沖矢昴に変装を仕込んだ人物でもあります。

工藤有希子のものと考えるのが自然ですね。

もしくは、赤井秀一の元にFBIが訪れることもあるため、ジョディのものかもしれません。

どちらにしても真純は沖矢を相当怪しんでいる様子でしたね・・・

工藤優作の未解決事件を漫画で読むには何巻の何話?

工藤優作の未解決事件(コールドケース)は原作コミックスの第77巻で読むことができます

  • File6「工藤優作の未解決事件(コールド・ケース)」
  • File7「金一君」
  • File8「コナン君だよね?」

工藤優作の未解決事件(コールドケース)はこの3話に渡って描かれているエピソードです。

コナンが新一感丸出しで推理していて蘭に怪しまれたりと、おもしろいエピソードになっています。

沖矢昴のコナンへの助け船にも注目です。

10年前の工藤優作の発言の真意が明らかにもなり、読み応えのあるエピソードですね!

まとめ

工藤優作の未解決事件(コールドケース)について詳しくご紹介しました!

いかがでしたか?

解けない謎はないほど優秀な頭脳を持つコナンの父・工藤優作。

そんな工藤優作にも解けない謎があったなんて意外でしたが、事実は少し違っていましたね。

真相は、優しい第一発見者の行動から事件に見えただけの事故でした。

工藤優作の未解決事件(コールドケース)は2013年にアニメでも放送されています。

アニメ第690話・第691話が「工藤優作の未解決事件(コールドケース)」前編・後編です。

気になる方はチェックしてみてください!

以上、工藤優作の未解決事件(コールドケース)についてお伝えしました!

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